関善さんへ(花輪) [帰省]
花輪も、もっと古い建物が残ってれば、黒石のように人呼べるのになぁ~
と言っていたのは、我が父です。
天気もいまいちだし、どこに行こうかな~と悩んでいたら、
花輪の関善もなかなか見ごたえあるよ!との事で、
幼馴染の友達一人も一緒に、旦那と三人で行って来ました。
店内の売店。奥が帳場(昔のままです)
きりたんぽ串。うちの祖父もアルバイトで作っていたのを思い出しました。
小さい頃、じ~っと横で作業を見ていたものです。
これに猫ちゃん入ってたら、超かわいいかも!
と言ってたら、お店の女性が「うちにもいますよ~猫」。
登場に大期待!
説明を聞いていると、猫ちゃん登場!ノラ猫だそうですが、住みついちゃってるみたい
誰にでも人懐こくて、しゅごいかわいい~。
以前、ステンドグラス展をやったようで、先生の作品だそうです。
二階から一階をのぞくと、あれま、こんなところでお昼寝中
ちょうどよく写真展もやっていました。気にいったので、写真集を一冊購入。
来てよかったなぁと思いました。いつまでも残しておきたい建物ですね。
お隣に店舗がありましたので、ちょっとのぞいてみました。
かつてこの地方には、若者が好きな娘の門前に錦木を立てかけ、
求婚を受け入れる意志があれば、家の中へ娘が木をしまうという風習があったそうです。
三年三月観音様に願かけ中で、布を織り続けていた機織り姫。
そうとは知らず恋をした若者が、木を立て続け、
あと一束で千束になる日、降り積もる雪の中、家の前で息絶え、
姫も若者の後を追い亡くなったとのこと。
悲しい恋の物語です。
酸味が強いのは、悲恋の味でしょうか・・・。